インドの保育園キッチンで給食修業〜7月編（上）

　メープル・ピープルで連載中のコラムは4日、2歳の丁稚ケイが通うプレスクールの給食について書きました。連日10：30ごろキッチンに入ると、コックのロッキーさんかディディ（ヘルパーのお姉さん）が熱いチャイを1杯、ふるまってくれます。ロッキーさんも気が利く人で、片言の英語で一生懸命説明してくれたり、手の動きを止めて写真を撮らせてくれたり…。ケータイの写真を見せてくれました。彼が作ったパーティー料理で、バターチキンやナンなど、ノンベジ料理がずらーり。おいしそう。プレスクールでは菜食ですが、何でもできるのね。通っているせいかだんだん仲良くなり、「一緒に写真を撮りたい」と言われ、ツーショット写真を撮りました。現像して渡すととてもうれしそうでした。ふふ、カワイイ。もし可能ならば年末、日本からのお客様が来たときに家に来てもらい、料理を作ってもらえたら…などと夢を勝手に広げています。お店で食べるよりずっとおいしいから。無理か…。
　写真は月曜日のデザート、フルーツゼリーです。日本ならカップ入りの市販ゼリーが出るところでしょうが、何から何まで手作りです。まとめて作って保存しておく、という発想はないようで、タマネギやトマトも毎日、使う分だけみじん切りしていますし、チャパティも毎日、粉からコネコネ。忘れていたことを思い出させてくれています。真っ赤なブドウゼリーの上に、マンゴー、リンゴ、バナナが散らされています。
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