スーパーフォローに救われて

ホテル日航成田の部屋を午前7時、出てロビーへ。総支配人代理の方が出てきてくださり、昨夜のことを詫びてくださいました。さらに「これぐらいしかできませんので…」と、冷凍、冷蔵品の段ボール10数箱を開けてキャリーケースやバッグへの詰め直しを手伝ってくださったのでした。さらにレストランスタッフの手を借りて3人がかりでパッキングです。丁寧で私がするよりずっと安心でした。心のこもった対応で、レストランでのことはお互い事故みたいな残念なできごとだったけれど、それを補って余りあるスーパーフォローでした。マイナス要素からまた泊まろうというプラスに転じた好例です。何か起きたあとのフォローって、本当に問われるなあ。不寛容社会もニッポン、絶対にハッピーな気分にして送り出す、というおもてなしの底力を感じさせるのもまた日本、です。ああ、いっさい帳消しだわ。青空の下、リムジンバスが発車するまで支配人代理の方が見送ってくださり、ぐっときました。また泊まろう。
空港で無事に11個のバゲージを預けてほっ。出国の手荷物検査で引っかかりました。あれ、何か液体、入れたっけ。ダメ出しされたのは「桜あん」1.5キロでした。練り物はダメなんだそうです。卵はオッケーでアンコがダメなんて。あわわー、没収か、そんなー。慌てましたが預け入れればいいと聞いて審査場を逆走、JALカウンターで預けてことなきを得ました。本当に何が起きるやら。
あとはデリーの空港を無事に通過できることを祈るのみ、です。