岡山〜福岡〜羽田〜紀尾井町・COOKCOOP

岡山の実家を出て山陽新幹線で博多へ。相方ユウサンと合流、福岡空港からJAL314便で羽田へ飛びました。目的地と逆行する導線が何とも無駄でトホホ、ですが、仕事がらみで予定がなかなか決まらなかったので仕方ない。たまったクーポンでJクラスにアップグレードしたものの3歳の丁稚ケイがじっとしていられず結局、エコノミーの最後尾に案内されたのも、これまたせんかたなきことよ…と、遠い目になるのでした。あ、木魚、まだ買ってないっ。
羽田でモップになったケイ(ままー、ままー、の絶叫つき)をユウサンに託して紀尾井町へ。料理本のセレクト書店COOKCOOPで「パリのチョコレート レシピ帖」増刷記念と称して教室を開くためです。翻訳した「パリの小さなキッチン」イベントに続いて2度目ですが、実習形式のレッスンは初めてです。東京は日暮れが早い(5時前には暗い)のでちょっと焦りつつ、インドに戻る前の最終ミッション、もうひと頑張りです。
午後7時、仕事帰りの12人でケーク・オ・ショコラ、シガレット…オ・ショコラ、そしてクランブルを作りました。はじめまして、の方が8人です。「プリンミックスしかお菓子作りはしたことがない」というMさんは不安そうでしたが、帰る前に「こんなにカンタンに作れるんですね、オーブン買おうかな」と言ってくださり、冥利に尽きます。岡山の高校・大学と同窓でロシア料理研究家の中川亜紀さんはココで毎月1ー2回、レッスンをされているのでモタモタな私をさりげなくサポートしてくださり、本当に助かりました。また新しい本が出たらイベントをさせてもらおう。目の前は桜並木があるし、花見レッスンなんてピッタリで、いいなあと妄想です。そのためにもいい本を作らないと。12人の方のおかげで心ホカホカになりました。
これで1ヶ月の滞在、お仕事ミッション完了です。ああ、走り切ったなあ。充実感でいっぱいです。店を出て風青舎の青田さんと信号待ちをしつつスケジュールについて打ち合わせしていたら、「タダサーン！」と背中から叫び声が。COOKCOOPのSさんでした。リュックサックを忘れて出てきてしまったのでした。荷物が多すぎてすっかり忘れていました。アホやー。