バンコク、飛んでクーデターに入る - 多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

デリー発23:30,TG316便でバンコクへ。週末での買い出しツアーは4回目です。たった3時間半でホッとできる我らがオアシスにたどり着きます。今回の滞在はホテルではなく少々、わかりづらい場所にあるサービスアパートですが、空港から乗った運転手さんがすでに安定感があるというか。インドだと迷ったら窓をガーッと開けてそこいらじゅうの人たちに訊き始めますから。窓が開くたび、ああまただ‥オーマイガーな気分になるのでした。日本とタイ、やっぱり親和性が高いんだな。
戒厳令下ということで買いだめの傾向にあるのか、スーパーのお客さんがいつになく多いかな？と思いましたが、まあいつもと変わらないように見えた‥のは夕方まででした。バンコク伊勢丹に行こうとしたのがちょうど、クーデターが宣言された午後5時ごろでした。伊勢丹に着いてもテレビ局らしきクルーが見えるし、何だろう。
午後7時すぎになって夕飯にしようと、モール内の中華に入ろうとして閉店を告げられたころから、事態を把握したのでした。どの店も早じまいしているようです。帰らなきゃ。本能で駅をめざすと、芋の子を洗うような大混乱でした。通常のラッシュ？いや写メしている人もたくさんいるし、どうも違う。2歳11ヶ月の丁稚ケイは爆睡し始めるし、右手にバギー、左手で抱っこし、4ー5本やり過ごしてようやく乗れました。
クーデター宣言がされたと分かったのは、アパートに戻ってからでした。きょうは昼間から頼んだコーヒーをひっくり返されたり、スーパーで会計を間違えられたり、何かよからぬ気配だったのはこのせいだったか(違うか)。でも入ったラーメン屋さんのつけ麺が秀逸だったのが逆転ホームラン的にラッキーでした。すべてチャラになったわー。
夜間外出禁止令が出ているため、セブンイレブンも22時で閉店してしまいました。冷たい炭酸水、買っておけばよかった。。

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