多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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インド走友会ネパール合宿<2>トゥリスリ川でラフティング

 「祖谷のかずらばしゃー、ゆらゆら〜」。なぜかネパールで徳島民謡を口ずさみたくなる景色に包まれつつ渋滞すること4時間、ラフティングスポットに到着しました。とはいえラフティングの看板も何もなく、あるのはコケコッコーとニワトリが走り、井戸水で若いお母さんが娘の髪を洗う民家だけです。そこの倉庫で水着に着替え、救命ジャケットとヘルメットをかぶりました。そもそもラフティング初体験なのにまったく調べもせず、言われるがままかろうじて水着は持ってきたものの、タオルもサンダルもなしです。水着がいるならタオルとサンダルも必須だろうに、われながらアホだー。
 しゃーないとジョギングシューズを履いたままボートに乗りました。いまにして思えば裸足で河岸まで降りればいいだけの話だったのですが・・・分かっちゃいなかった。川の砂浜で待っていたのはIKEAカラーの青いボートでした。あれに乗るの〜。前進とバックのオールさばきを習った後、9人とガイド2人で出発です。オールは8本しかありません。「あ、わたし、力ないし、迷惑かけそうなので〜」と急にか弱いフリをして、乗るだけ人間を決め込んだのでした。
 すぐにボートがふわっと浮き上がったかと思うと大波に飲み込まれました。「ぎゃー」「たのしいー」。シューズはものの5秒でびしょびしょです。放り出されないか心配になりましたが、大丈夫そうです。怖いような楽しいような。
 1時間足らずで休憩、ランチタイムになりました。川べりにあるゲストハウスでカレーやダル(豆カレー)をいただきました。わあ、カレーのチキンに皮がついてるー。インドでは皮なしでぱさぱさしている鶏が多いため大喜びです。なかなかいいなあ。おいしくてみんな、おかわりしていました。
 休憩後は再び川へ戻りました。私も漕がせてもらおーっと。オールを手にしました。せいのーっ。漕ぐのに必死で景色がなかなか目に入らず、やっぱり高みの見物がいいなあ。
 途中で私以外の8人はボートからどぶーん、バッサーン、と川へ飛び込んで行きました。気持ちよさそう〜。私自身は過去に見た災害現場が脳裏をよぎり、どうしても泳ぐ勇気が出ませんでした。7人がボートに戻ったのですが最後まで水中に残ったYさんが流されていきます。「わああー」「さむさーーん!」。みんな叫びつつ、プカプカ流れる姿がおかしくて大笑いしています。心配しちゃいない・・。でも急流に飲み込まれ、ちょっとひやーっ。無事に戻ってきてくれたのですが、おなかを抱えて笑いました。オトナの遠足、最高です。

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☆粉遊びの会&ランチは10月、6日(月=アンコールレッスン、メープルとリンゴのケーキ)、7日(火、モンブラン)14日(火、モンブラン)、15日(水、モンブラン)、16日(木、アンコールレッスン、鴨のサラダとブラウニー)に開催する予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

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☆初の翻訳本が発売されました(Kindle版もあります)。

パリの小さなキッチン

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☆新刊「パリのチョコレート レシピ帖」はおかげさまで増刷されました。日本図書館協会選定図書にも選ばれました!引き続き熱烈よろしくお願いいたします。

パリのチョコレート レシピ帖

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