インド走友会ネパール合宿＜１＞カトマンズ〜トゥリスリ川へ - 多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

　ほとんど眠らず午前4時半、インディラ・ガンディー空港へ。午前6時45分発のジェットエアに乗るためです。「そうだ、ネパール、パスポートいるんだ」。お気楽な会話を1週間前までしていたインド走友会メンバーたちも続々、搭乗口に集まってきました。とはいえ「ネパールで合宿するぞー」「おー！」と盛り上がったのは8月10日、走友会1周年パーティーの場でした。それから1カ月余りでのスピード決行、すばらしい。
　首都カトマンズへはたった1時間10分ほどのフライトです。はやっ。シートベルトを締めたら力尽き、眠りに落ちました。左側の窓際席だとエベレストが見える、と聞いてウェブチェックインの際にわざわざ座席変更したのに、痛恨です。気づいたら車窓は緑のカトマンズでした。こ、これがエベレスト？なわけない・・・がくっ。
長距離バスターミナルといった風情の空港ビルで、降りてすぐ到着ビザをとりました。「パスポートサイズの写真2枚と25USドルが必要」ということでしたが、オンライン化していて写真は不要、タッチ画面でデータ入力してピピピ、でした。出てきたレシートのような紙を持って入国審査に進み、15日間のVISA代をUSドルで払う（日本円もOK）と、シールをペッタンコしてもらえました。クレジットカードでも払える、との情報でしたが、機械が故障しているとのことでNGでした。やっぱりキャッシュが無難だな。飛行機に乗っている時間よりビルを出るまでのほうが長かったような。着いてからインドと時差があることが判明、なんとたった15分です。ということは日本とネパールの時差は3時間15分、日本とインドの時差・3時間半の上を行く中途半端感です。
　空港から大型バンに乗りました。めざすはカトマンズから100キロ離れたトゥリスリ川です。「人々に味があるなあ」「道に牛がいない」「リキシャもない」「アジアだー」「ほっとするー」。車窓の風景にインドとの比較を織り交ぜつつ、あっという間にカトマンズの街を抜け、山道をグルグル降ります。「3時間」と聞いていましたがインドで暮らす我々のこと、もちろんうのみにはしていません。4時間で着けばいいかな・・・というヨミは的中、途中の谷で大型トラックの連結が外れて立ち往生していたため、片側通行となって大渋滞でした。あーあ。車が完全にストップしてしまったのをこれ幸いとばかり、Sさんがクーラーボックスに仕込んでおいた冷えたキングフィッシャー（インドビール）で乾杯です。日本の小袋おつまみまで。はああー、ありがたいー。
　いつ動き出すんだろうなあ、と車窓をのぞけばつづら坂に吊り橋、棚田が眼下に広がります。なつかしい。四国の大歩危小歩危みたい。

☆粉遊びの会＆ランチは10月、6日（月＝アンコールレッスン、メープルとリンゴのケーキ）、7日（火、モンブラン）14日（火、モンブラン）、15日（水、モンブラン）、16日（木、アンコールレッスン、鴨のサラダとブラウニー）に開催する予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

☆初の翻訳本が発売されました（Kindle版もあります）。