多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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アルザスで朝食を

仏旅行の話その2。
鐘の音で目覚めました。宿泊した「ホテル・グーテンベルグ」を出て、大聖堂へ。朝の冬の匂いが、カテドラルをさらに厳かにします。前夜は飛行機が遅れたため、クッキーをつまんだぐらい。思いっきり朝ごはんが食べたくて、ストラスブールの大聖堂前にあるパンとお菓子の店「Cristian(クリスチャン)」へ入りました。絞りたてオレンジジュース、薄切りトースト4枚に、なんとまぁ、両手にのるサイズのクグロフ。
さらに目玉焼き2個。フランスの朝食に卵が出るのは、珍しい。ドイツに近いせいでしょうか。コーヒーに、ちゃんとチョコプラリネ2つ。8・8ユーロ(1200円)のモーニングセットです。これで、1人前。大食いには自信がありますが、さすがにクグロフは紙ナプキンに包んで、そっと鞄にしまいました。よく気のつくレジの女性に「よい日を(Bonne journee!)」と言われ、「あなたも」と答えられたのも、ちょっとしたことですが、小さな喜び。
歩きつかれたころ、包みを広げました。ナッツやドライフルーツがたっぷり入ったイースト菓子のクグロフは、ざっくり飾らぬ、アルザスの味わい。あちこちで売られている陶器のクグロフ型。これがまた、この地方のシンボルのコウノトリやハートのモチーフなどが描かれ、いい風合いでした。

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ホテル・グーデンベルグ
http://www.hotel-gutenberg.com/index.html
バスなしの6階屋根裏部屋、1泊57ユーロ(7900円)。
改装したてらしく、温かみのある内装、清潔でオススメ。女性向き。

クリスチャン
http://www.christian.fr/