アメリのカフェのクレームブリュレ

　やぁやぁ、文句なしの快晴。おのぼりさん日和です。モンマルトルかいわいは坂が多く、尾道のようです。一澤帆布のかばんにビスケットを放り込み、歩き始めました。まずは千光寺、じゃなくてサクレ・クール寺院から。パリを見下ろせば、おのぼりスピリット全開です。
映画「アメリ」で主人公が働いていたカフェへ。皆そうするのでしょう、席につくなり「ブリュレ？」と聞かれました。おとなしくウィ、と私。直径１５センチほどもある皿に、カレー用みたいなスプーンを直角に立てて、カラメルをパリリン。う、ミーハーよね、やっぱり。５・６ユーロ（８００円）です。バニラも効いてましたが、なぜかシナモンの香りを感じたのは気のせいかしらん。トイレはトルコ式（＝ほぼ和式）、レトロな風情です。
　Cafe des 2 Moulins(カフェ・デ・ドゥ・ムーラン) １５　rue　Lupic,18区
　お日様に背中を押され、モンマルトルからオペラ座、エッフェル塔をかすめて１５区の滞在先まで、パリを縦断。気がつけば、地下鉄１６駅分、歩いてました。