多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

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大手まんぢゅうVS藤戸まんぢゅう

 東京で「無縁&無援育児」の身、しみじみ思います。実家が近くて甘えられるって何て楽ちんなんだろう。ハー。思わず遠い目をして言うと母は言いました。「あんたが勝手に出て行ったんじゃろう」。まぁそうだけど。丁稚ケイや母のケア、岡山滞在中は叔母や叔父に助けられっぱなしでした。甘えられるときは甘えちゃおう。おかげで岡山・後楽園口の「pieni..ecole+cafe」では3日間で50人ほどの方に会えました。中学・高校の同級生、初めましての方、何度も来てくださる顔・・・。本当にうれしいです。
 大学同窓のY子さんもその1人です。京都まで来てくださったり、後楽園の花見に付き合っていただいたり。倉敷名物「藤戸まんぢゅう」をいただきました。店の近くにお住まいとか。あれー、備前方面の育ちのせいで倉敷方面は弱いのです。知らなかった。岡山県人の岡山土産の定番「大手まんぢゅう」によく似ています。Y子さんいわく「藤戸まんぢゅうのほうが素朴な感じです」。
 食べ比べてみました。あったあった、JR岡山駅でも2つ並んで売られてました。そういえば見たことあるなぁ。値段は10個入り735円とどちらも同じです。「藤戸まんぢゅう」は1個35g、「大手」は1個38グラム。賞味期限は「藤戸」が3日、「大手」は1週間です。創業は「藤戸」が1184年、「大手」は1834年。材料は「藤戸」が小豆、砂糖、国産もち米、国産米こうじ、小麦粉。「大手」は砂糖、北海道産小豆、小麦粉、還元水飴、米、もち米と書いております。
 包装は断然、藤戸まんぢゅうが好みです。昔ながらで渋い。大手まんぢゅうはずーっと思っていることですが過剰包装です。中身にたどり着くまで計4回。包装紙→紙箱→紙の小箱→セロファン紙をはがなくてはなりません。もったいないうえ私のような食いしん坊は、あぁじれったい。味はY子さんの言うように、藤戸のほうが甘みがしっかりしていてやわらかいです。大手はあっさり。作りたてでも「藤戸」に比べると少々、かたいかな。
 そんな話をしたところ、私の叔父は20代のころ、藤戸まんぢゅうの食べ比べをして、25個を平らげたそうです。33個を食べたライバルには敗れたそうですが、み、見直しました。でもよく考えたらほとんどこしあんだけなので、10個ぐらいなら楽勝です。
 大手まんぢゅう http://www.ohtemanjyu.co.jp/
 藤戸まんぢゅう http://www.fujito-manjyu.co.jp/
■「パリのおやつ旅のおやつ」出版イベントは1月21日、福岡にまいります。

パリのおやつ旅のおやつ

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 1月21日(土)福岡・赤坂 九州日仏学館 案内はコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/20111207
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