「ＣＡＬＩＣＯ」のアトリエ訪問

　ＩＮＡマーケットに行った後、寄ったのがフミエさんとユキさんのデザインユニット「CALICO(キャリコ)」のアトリエでした。28日と29日の初オープン・デーを前に特別に開けていただいたこと、まずは心より感謝します。
　まずはお向かいのゲストハウス「コラバハウス」でランチをいただきました。「西ベンガル料理ですね」。フミエさんが言っていました。エビがくるりん、いい仕事です。
　コロバハウスはフランス人オーナーの趣味でインドにいながら、どこか透き通った空間です。3年前にもフミエさんを訪ねてやってきたことがあります。彼女はその後、偶然、隣の部屋にやってきたユキさんと意気投合、コンサルタントの職を辞して「CALICO」を設立。インドの村を訪ねてカディー（手つむぎの布）、手織りのサリーや更紗など忘れられた布に光をあてようと試みています。チュニックやストールと言った日本の私たちにもなじみやすいアイテムに仕立て、大阪・梅田阪急でも催事を開き、大好評だったとか。
　アトリエは2階にありました。小さな空間に入ると、涼やかな空間が広がっていました。インドの布だけれど彼女たちのニュアンスが加わって、インド雑貨じゃないみたい。雑貨テイストなのだなあ。また何かでコラボレーションできたらうれしいな…とまたしても勝手に妄想するのでした。
　「ＣＡＬＩＣＯ」で6月29日（土）朝10時から夕方18時まで、アトリエセールを開催されます。場所は南デリー、Safdarjung Enclave B2/139のColaba Houseの向かいです。お近くの方、どうぞお立ち寄りくださいませ。やさしい布とお二人に迎えられて、長居したくなります。
ＣＡＬＩＣＯ　インド手仕事布の世界 by CALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS