ジュラ風ガレットとムース・オ・ショコラ
フランス東部ジュラ山脈ふもとの民宿「ラ・バラット(バターを作る混ぜる機械の意味)」の食事は、すべて地元産。ジュラ産発泡酒にジュラのワイン、チーズはもちろん特産コンテ。頑張って地元づくしにしました、という感じではなく、すぐそばにあるから使っただけだけど、それが何か?といった自然な感じ、ここちよかったです。「お取り寄せ」なんかじゃ味わえない、身近な幸せかな。
初日のデザートはasahi.comにも書いたガレット・ジュラシエンヌ(ジュラ風ガレット)とムース・オ・ショコラ。おやつ頒布会「月刊おやつ新報」7月でお届けしました。あまりにおいしくて宿のおかみさん・レジーヌに作り方を聞いたのです。アーモンドとシナモンをふるのは彼女のオリジナルだそう。いつも目分量に作っているようです。訪ねてきた近所のマダムに「砂糖、あなたはどれぐらい入れてる?」なんて聞きながら、手書きでレシピを書いてくれました。