驚きの小袋
カトリーヌが営む3部屋の民宿「ロンブル・ブルー(L'ombre bleue)」で作った前菜「驚きの小袋(オモニエール・スュプリーズAumônières surprises)」です。オモニエールは昔、牧師が提げていた袋のことで、巾着包みされたお料理のことをさします。中身は油と酢で漬けたヤギさんチーズと炒めたポロネギ、ドライトマト、フェンネル。重ねてブリック(薄い春巻きのような皮)で包み、ヨウジで止め、オーブンで焼きました。ブリックはフランスのスーパーならどこでも買えます。民宿を出た後、パリで泊まったアパルトマンでさっそく試しました。チーズはマルシェ(市場)アンファン・ルージュにあるイタリア食材店で買ったひょうたん型のスカモルツァ。日本で買うより断然安い私の偏愛チーズをスライスして・・と。ここまではよかったのですがしょせん勝手知らない他人の我が家、オーブンの温度設計がよく分からず、ちゃんと焼けず・・。巾着包みだとちょっと豪華になっていい感じです。