不夜城の工事現場
窓から向かいの高級マンション建設現場が見えます。2年前に来た当初からピンク色の派手な囲いに守られ、中はうかがい知れなかったのです。サリー姿の労働者たちが出入りしているものの、遺跡でも見つかったのか、まったく工事が進んでいる気配でもなかったのですが、ようやく囲いの高さを超えて、4歳児の工作ブロックのような建物が出現しました。動き出すと労働基準法なんてなんじゃそりゃ、な国のこと、日曜日だって深夜1時、2時になっても人がうようよ、ブロック、じゃなかった建築現場の最上階にうごめいているのです。100人乗っても大丈夫ー、と、耐荷検査でもしているのかしら、と思うほど、うようよ。いったい何をしているんだろう。夜な夜な煌々とともる灯りをみていると、この国の粗野にしてただいま猛烈成長中、はかりしれないパワーを感じます。
☆新刊「パリの晴れごはん」(風鳴舎、1500円+税)が発売されました。ぜひぜひお手元に・・・。どうぞよろしくお願いいたします。
- 作者: 多田千香子
- 出版社/メーカー: 風鳴舎
- 発売日: 2015/06/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (169件) を見る
☆粉遊びの会@7月はピッツァ&ラヴィオリを作ります。全クラス満席となっておりますが、キャンセルが出ることもございますので、どうぞお問い合わせくださいませ。詳しくはコチラ→http://d.hatena.ne.jp/oshirase/20150623