いちびり系シェフの店
ノートルダム・ド・ロレット教会のすぐ裏にあるレストラン「ジャン(Jean)」へ。天井が高くて席もゆったりサロン風。ご、豪華です。定食は40ユーロ(6000円)。前菜は、アンディーブ(チコリ)と、パン・デピス(スパイス入りケーキ)でマリネしたニシンのスープ。はぁ・・。い、いったいどんな味なんだろう。出てきたのは大皿にニシンとアンディーブの「たたき」がこんもり。そこにサービスの女性が、しずしずと泡ブクブクのクリームを注いでくれました。メーンは鴨の胸肉、リンゴと赤キャベツ添え、アニス入りソースを選びました。どうりで八角の香りがすると思いました。赤キャベツは「塩昆布」に見えるなぁ・・。ちなみにもう一つのメーンは「マスのソテーにポロネギとプラムの雑穀和え、お茶塩味」とありました。んー、なんだかワケがわかりません。大阪でいうところの「いちびり」を感じます。ちょっとリッチな不思議系レストラン。本によるとシェフはブリストルなどを経て開業した「期待の星」。「有名になる前に店へ急げ」とありました。
Jean 8,rue St-Lazare 9区 0148786273 土日休