粉遊びの会〜ババ・オ・ロム

　アトリエで開く粉遊びの会は７月９、１０日、ババ・オ・ロムを作りました。イーストで発酵させたパン生地に、ラム酒を効かせたシロップを浸したお菓子です。「ババロアかと思ってました〜」という人も。サヴァランとも呼んだりします。パリの料理学校で習いました。果物を煮てシロップを作り、ラム酒一直線、甘いだけじゃないふくよかな香りに感動したっけ。我が子「パリ砂糖漬けの日々」につづった話を読んだ神戸Ｙさんがリクエストしてくださって実現しました。
　米ユタ州、埼玉、福岡、京都、奈良、神戸、大阪からいらした皆様とご一緒しました。おいしいババを作るコツはただひとつ、じっくりしっかりシロップに浸すこと。これでもかというぐらいしっかりしみこませて、と。バラ型やハート型に焼きあげたババがだんだんふくらんで、ずっしりしてきたらＯＫです。ケーキ箱が重くなって「つゆだく」に。「ケーキの重さじゃないですよね〜」。生地は簡単なので、シロップでいろいろアレンジも可能だと思います。じゅわっ、な食感、楽しんでもらえていたらいいな…。