抹茶パイの実ケーキ - 多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

　インドはヒンズー教の新年・ディワリを来週に控えてもう休暇モードです。まさに日本の年末のようで、スーパーではご贈答品（ナッツやビスケット）向けの巨大詰め合わせが並び、住んでいるアパートの管理組合から・・・というよりガードマン自ら一戸ずつ回り、寸志を求められたり（まるで赤い羽根かっ。ご近所さんの寄付金額もリストに書いてあるのでプレッシャー・・いや参考に。200Rs〜1000Rs＝460円〜1800円）。昨年はちょうどディワリ直前、初めて一時帰国しました。年末は味わいましたが「年始」は味わえずじまい、今年もまた、だなあ。
　いつもお世話になっているＴ子さんの誕生日お祝いにケーキを焼きました。インドにいると日本的なものが一番、ウケがいいのです。とはいえ「軽くて日持ちする」日本のもの（ふりかけやお茶漬けのもと）は結構、持ち込んでいて不良債権化している家庭も多く、「重くて日持ちしないもの」がありがたいんだよね・・というわけで、明治の発酵バター（ついにラスト２個！）を織り込んだパイ生地に京都・一保堂の抹茶で作った抹茶ムースをのせ、周囲にはヴァニラビーンズたっぷりのシュークリームを飾りました・・・というより、途中から頼んでくださったＫ子さんに丸投げしたのでした。当日は30人のパーティーがあり、私自身は伺えなかったので。どうやらムースがやわらかすぎた（すみません）ようで絞り出せなかったようですが「巨大抹茶パイの実ケーキに感動！！」というメッセージをもらい、ホッ。またいろいろ喜んでもらえるよう、日本で仕入れてこよう。

☆粉遊びの会は一時帰国(10/18-11/21)をはさみまして、11月下旬に再開します。どうぞよろしくお願いいたします。

☆初の翻訳本が発売されました（Kindle版もあります）。