セビリア風タルト

　どこがセビリアなの、と思いましたがスペイン南部のセビリア特産・アンズを使うから、とのこと。ただし今回飾ったのは、フランボワーズ（キイチゴ）ですが。タルト生地にチョコレートクリームを流して少しだけ焼いて、やわらかーいチョコのタルトです。これってとってもフランスらしい味。パリ校で製菓の主任教授を務めるシェフが、フランス外務省に勤めていたときに覚えた作り方と同じ、だそう。はたしてとろけるおいしさ。フランボワーズがチョコにドンピシャリです。上に飾ってあるのは、薄い春巻きのような生地をクシャクシャにして焼いたもの。食べづらいだけのような気がします。セビリアどころか見てくれコテコテ、いかにもフランス菓子なのでした。