余らせないレシピ
東京・巣鴨「喜福堂」のフレンチトーストは卵黄だけ使います。パンの耳も切らないと、オーブンで焼いたら硬くなってしまっておいしくはない。私の3冊目「パリのおやつ旅のおやつ」で心がけたのですが、どうしても卵黄だけ使う場合は対として、卵白レシピも紹介しています。今回も同時に紹介しようと試作したのですが、残念ながら間に合わず。冷凍して「パリのおやつ旅のおやつ」で紹介した牛乳プリンやメレンゲ菓子などに使いまわしてもらえたらうれしいです。単純にみそ汁にポン、でもいいのですが。
パンの耳は子ども時代から、揚げて砂糖をまぶしたのが一番、好きです。レンジで乾燥させて、白いみつをからめたのもおいしかったな。つい数年前まで実家にあった古いシャープの電子レンジのレシピ本で見た記憶が…。思い出して作ってみよう。もっと単純に、パンの耳をコーヒー(もちろんネスカフェ)にドボンと浸して、ぶよぶよになったのをすくいあげてほおばるのも好きでした。いまにして思えばクロワッサンをカフェオレに浸すフランス流だった…わけはないのですが。
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