多田千香子 | Pen&Co.(ペンアンド)株式会社・代表取締役CEOのブログ

「ペンで、心を動かす」Pen&Co.株式会社:https://pen-and.co.jp

盗賊の隠れ家で

 ミシュランの星つきレストラン出身のシェフが星にはこだわらず、ビストロ価格で上質の料理を出す「ネオ・ビストロ」。予約していた「ル・ルペール・ドゥ・カルトッシュ(Le repaire de Cartouche)」もそんなお店の一つでした。偶然ですが9人が日本を発つ直前の朝日新聞にも載っていたそう。私が予約したのは北マレに借りたアパルトマンから歩いてすぐ、というのが大きな理由でした。店名は「盗賊の隠れ家」との意味です。住所のメモを手に皆さまをご案内。アムロ通りから入り、2階席に案内された…と思ったら、2階の窓から人がどんどん入ってくるではありませんか。「な、なんでココから人が」「これも盗賊式?!」と10人で騒然。実は大通りと裏通りにかなり高低差があり、どちらからも入れただけのこと。でも料理より何より一番、ビックリしたことかも。
 前菜に頼んだのは鹿のテリーヌ12ユーロ(1500円)で、テリーヌ型ごと席にドン、お好きなだけどうぞ方式。いつもならじゃんじゃん食べるところですが無理でした。すごくそそられているのに体がついていかずトイレへ・・・うぅ。メーンは豚肩ロースのロティ、レンズ豆添えという定番の皿にしました。20ユーロ(2400円)でした。丁寧な味でおいしかったのですが一口のみ。ほとんど皆さんに食べてもらいました。10人ともなると注文がちゃんと通っていたり、いなかったり。給仕係との問答、仏語の修行になりました。
 「ル・ルペール・ドゥ・カルト-シュ」Le repaire de Cartouche 99 Rue Amelotまたは8 Boulevard Filles du Calvaire 11区 12:00-14:00,19:30-23:00,日月休 0147002586(2、5、8月に1週間休み)