パリからの旅
ミュンヘン滞在中はちょうどサッカー欧州選手権(EURO2008)の真っ最中でした。街を走る車はドイツ国旗がパタパタと。ステイさせていただいたお宅のテラスからも母国なのでしょう、イタリアやスペインの旗がのぞいていました。写真は通りかかった手芸店のウ…
ミュンヘンから車で連れて行っていただいたのが大きな園芸センター「Pflanzen-Kölle(ケレ)」です。さすが緑に関心が深く几帳面なお国柄だけあるのか、園芸用品や苗がおそろしく豊富で1日遊べそう。ハーブの苗だって立派に茂ったのが惜しみなく売られていま…
28日更新のテンプスタッフのSNSサイト「ママキャンパス」コラム「あの人に、このおやつ」では、リヨン近郊で泊まった民宿について書きました。習った(というのか?!)リンゴのタルトは量らず粉もふるわず。それでいておいしいのだからアッパレです。「大ざ…
4日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では、リヨン郊外の民宿(シャンブル・ドット)に泊まって案内してもらったチョコレート店について書きました。柔道を愛するシェフが作るチョコレートもマカロンも、予想外にすばらしい味でした。店構えがコじ…
ロンドンだって古い街だけれど、街角を埋めるのは見事に大手チェーン店ばかり。パリはやっぱり、個人商店が頑張っているなぁ。ロンドンからパリへ。ユーロスターに乗るのは2度目。セント・パンクラス駅からは初めてです。変更不可のチケットは片道67ユーロ(…
ロンドンでは高級住宅街ハムステッドのお宅に居候させてもらいました。駅を出たHampstead High Streetを下ると右手にクレープ屋さんがありました。いつも長い行列ですが午前中、通りかかると誰もいなかったので買いました。クレープシュゼット、確か3ポンド…
イギリスの航空会社bmiでリヨンからロンドンへ飛びました。ネットで予約して48ユーロ。機内の飲み物は有料で、ショートブレッド1ユーロとあるのがイギリスらしい。 ロンドンは5年ぶり3度目です。ホテルリッツ隣にあるレストラン「ザ・ウォルセリー(the…
リヨン近郊の民宿の初日、まずは宿のマダムにフォアグラとリンゴタルトづくりを教わりました。午後からはムキシミューという街にあるチョコレート職人を工房を訪ね、取材。夕方には美しい村に選ばれている中世の町ペルージュへ。静かで落ち着いていて、本当…
ただいまパリ・シャルルドゴール空港に予定より30分ほど早くエールフランスで到着。機内食に必ずチーズがついているなあ。以前は当たり前だと思っていたことなのに。フランス的なものを思い出している自分がいます。パリは素通り、空港発TGVでリヨンへ…
フィレンツェから電車で1時間、ピサへ。真っ青な空に恵まれて、コートも脱げるあたたかさ。イタリアン・ブルーを背景に白い斜塔はおぉ、確かに傾いとるぞー。見上げるとどれが傾いていてどれがまっすぐなのか・・やや混乱。クラクラしそう。隣の教会が見ご…
そういえばイタリアでまだ、ジェラードを食べていなかったなぁ。天気はいいけれど風がきつく、さすがにアイスを食べる気になりません。ですがせっかく来たんだもん、食べ逃がすまじ。ウフィッツィ美術館とサンタ・クローチェ教会の間の路地裏にある菓子店「V…
1年8ヶ月の仏留学を終え帰国しました。はー、帰ってきたなぁ。いきなり緊張感が緩んだか、デジカメをなくしてしまいました。香港の写真がないのはそのためです。まだ買って1年たってなかったのになぁ・・。しばらくフィレンツェの土産話を続けます。フィレ…
フィレンツェのサンタンブロージョ市場へ。近くのレストランテ・チブレオは日本にも出店しています。どれどれ、と店頭のメニューを読むと、メーンの皿だけで30ユーロ(4800円)。とほほ、と姉妹店のトラットリア・チブレオへ。こちらの開店まで時間をつぶ…
イタリアの気軽な食堂では日本のように、レジで会計をすることも多いなぁ。それに「で、なに食べた?」と聞かれる自己申告制。おおらかというか、さすがラテンの国というか。たまたま通りがかった午後2時ごろ、行列ができていたので入った食堂(オステリア)…
フィレンツェ・ローマ通りの百貨店ラ・リナシェンテ(La Rinascente)の入り口に「街の絶景を見下ろしながらコーヒーを。」と日本語でカフェの案内が出ていました。そりゃいいや、と5階まで昇ったはいいが何と吹きっさらし・・ぶるぶる、寒いっ。眺めるだけに…
フェレンツェを散歩。あちこちにあるジェラード屋にときめきつつも寒い・・。ワイン屋兼ケーキ店兼パニーニ屋さんと万能の店「Cattinetta dei Verrazzano」へ。でも結構、ゴージャスな感じです。小さい間口の店、地元の人でごった返していました。相席になり…
モッツァレラチーズは本来、南イタリア・カンパーニャ州ですが旅行日程的に遠かった。ジェノヴァからフェレンツェへ。宿泊先の農家民宿の部屋に冷蔵庫があったので、食材が買えるとうれしくなりました。さっそく近くのチェーンスーパーCoopで、愛すべきチー…
この旅行はほぼずっと、民宿か農家民宿を泊まり歩いています。ジェノヴァでは星3つのこの旅で一番高い駅前ホテルです。おぉ、初のバスタブつき。快適だけど、民宿の面白さを知ってしまった身、ものすごく無味乾燥・・。もちろんホテルで不親切にされたとい…
南仏ニースから地中海沿いを鉄道で3時間、コロンブスの故郷・ジェノヴァに着きました。華麗なルネッサンス時代の建物が並ぶ、大きな港町です。もっとも私にとっては「母を訪ねて三千里」マルコの故郷。だけどぉー、マルコォー。ここだけしか思い出せないな…
フランス料理の基礎をつくったシェフ・オーギュスト・エスコフィエ(1846-1935)の故郷・ニース近郊のヴィルヌーヴ・ルベ村を訪ねました。川と海の近くのプチ「鷹の巣村」。坂が多いなぁ。丘の中腹に小さなエスコフィエ博物館が。大人5ユーロ(800円)。…
フランス南西部トゥールーズからカルカッソンヌを経てコートダジュールへ。パリほどではないにしても観光地、また物価が高くなってきた感じです。ニース近くの村のパン屋で買ったピサラディエール1.35ユーロ(200円)。ピサラディエールはニース名物…
トゥールーズもパリよりずいぶん南とはいえ寒い寒い。ガロンヌ川にかかる橋・ポンヌフ近くにある小さなレストラン「ラ・カンティーヌ・デュ・キュレ(La Cantine du Cure)」へ。「司祭さんの食堂」という意味です。なぜかなと思っていたら向かいにサン・ジ…
どこへ行っても3歩で市場かスーパーに入り浸りです。南フランス・トゥールーズでもカルム市場へ。場内をひやかしていると、早い時間から混んでいる食堂がありました。店名は「ルフ・ア・ラ・コック(半熟卵)」。黒板メニューを見ると、3品にワインかコー…
仏南西部トゥールーズといえば白いんげん豆と肉を煮たカスレ。ソーセージも有名です。ミシュラン緑本に載っていた小さなビストロ「ラ・レガラード(La Regalade)」へ。ちゃちな造花が飾ってあったり、木のテーブルも古めかしかったり。狙ったわけではなく、…
リモージュから3時間、フランス南西部・ミディ・ピレネー地方トゥールーズへ。赤レンガ作りの町並みが美しい「バラ色の街」。着いたのは暗くなってからのため、明日のお楽しみです。大聖堂が夜空に浮かび上がって、とてもきれいでした。市庁舎前に結構大規…
パリを脱出して渡り鳥のようにフランスを南下中です。最初にたどり着いたのは焼き物の里リモージュからローカル線に乗り換えて3つ目のチヴィエ(Thiviers)。美食の里として知られる仏中西部・ぺリゴール地方の小さな村です。どの店も、営業しているのか閉…
ロシア語使いの先輩に「A.コルクノフ」社のチョコレートが人気と聞きました。スーパーや百貨店で探すも探し方が悪いのか、見つからず。サンクトペテルブルグでは食べてばかりで、本当に何も買わなかったなぁ。と思いつつパリ便に乗るため、サンクトペテル…
ロシアの水餃子・ペリメニ。街を歩いていても袋いっぱいに入ったペリメニを持って帰る女性を見かけました。冷凍ものはパリの近所のロシア食材店でも売ってたっけ。今回の旅でも何回か食べました。んー、ペニメニがあるので、ロシアでも生きていける(かも)…
サンクトペテルブルグで泊まったユースホステルの朝食に必ず、ロールケーキが出ていました。このロールケーキ、日本のような生菓子ではなく、小ぶりでジャムなどが渦巻きに。ロシアのクレープ・ブリヌイといい、ロールケーキといい、ひょっとしてロシア人、…
スターバックス並みにサンクトペテルブルグのあちこちにあるチェーンのコーヒー店、その名もズバリ「コーヒーハウス」。血の上の教会そばの店に入りました。コーヒーは普通のものを頼んだはずが熱くて甘いカプチーノに、ストロー付き(溶けるやんか・・スト…