パリからの旅
コルマールから東へ7キロほど行った村・ニーダーモルシュヴィール(Niedermorschwihr)へ。赤い水玉柄のジャムで有名なクリスティーヌ・フェルベールさんの店があります。フジテレビ広場(pl.de Fuji TV)も。1985年放送のドラマ「アルザスの青い空」のロケ地…
22日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では、ストラスブールに着いてすぐの夜について書きました。得がたい友との再会で、アルザス珍道中はじまり、はじまり。レストランはストラスブールから北に10キロ余り、小さな村にある「ロストホフ」です。18…
JAの広報サイト「だんだんたんぼ」に書いているコラム「サリュ!農家民宿」を更新しました。1月のフランス旅行で再訪を果たした南仏ミネルヴォワ村の話、ようやく完結です。 JEUGIAカルチャー京都の講座は3カ月で1回、アトリエでの実習になります。…
JA広報サイト「だんだんたんぼ」のコラム「サリュ!農家民宿」は今週、フォアグラ農家を訪ねた話を書きました。先日アトリエで開いた「1日ミネルヴォワ食堂」にいらしてくださった東京Sさんと遠くを見つめて言い合いました。「ほんと、あのカモ、おいしか…
JA広報サイト「だんだんたんぼ」のコラム「サリュ!農家民宿」を15日、更新しました。南仏ミネルヴォワ村の宿「クロ・デュ・ムーラン」への愛をつづっています。タプナードは瓶詰めで売られていますが、やっぱり手作りが一番。ツブツブな感じが市販品では…
共同通信が運営するJA(農協)の広報サイト「だんだんたんぼ」にコラムを書くことになりました。題して「サリュ!農家民宿」。農家に泊まるって楽しくておいしくて、どんな有名旅館やホテルよりも心ひかれるのです。そんな「とっておき」をお伝えしたいと…
フランス旅行は最後の最後にハプニング。「遠足は家に帰るまでが遠足です」という小学校の先生の言葉って本当だわ。半世紀ぶりに思い出しました。自分の度量の小ささをのろいながら、トゥールーズ空港からパリ・シャルルドゴール空港に着いてようやくホッ。…
9日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では南仏カルカッソンヌ近くの村に泊まり、トリュフ市を訪ねた話を書きました。日本でいえばマツタケのような存在でしょうか。地元の人もまっしぐら、珍重される冬の味です。写真はシェフ・パスカルによる2度…
カトリーヌが営む3部屋の民宿「ロンブル・ブルー(L'ombre bleue)」で作った前菜「驚きの小袋(オモニエール・スュプリーズAumônières surprises)」です。オモニエールは昔、牧師が提げていた袋のことで、巾着包みされたお料理のことをさします。中身は油…
パリの西、小さな村の民宿「L'ombre bleue」で出されたガトー・ショコラがしっとりずっしり、とっても気に入りました。パウンド型で焼きっぱなしでした。ガトーショコラというと丸型、のイメージだったのですが、長い長方形で真ん中がスーッと少しくぼんでい…
パリ・モンパルナス駅から順調なら(←しつこい)40分で行ける民宿「ロンブル・ブルー」の料理教室は2人で22ユーロ(2700円)。値段は人数によるようですが、夕食代は飲み物込みで1人22ユーロずつでした。フランスの民宿(シャンブル・ドット)での料理教室は…
ストラスブールで1泊してパリへ。25日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」では、パリ近郊にある民宿(シャンブル・ドット)に泊まった話について書きました。旅の友はパリでも働いた経験があるロンドン在住Mさん。何の心配もいらない最強タッグ!だっ…
国際特急ECで独ドレスデンから隣国チェコの首都プラハへ。座席指定はなく2等片道30・7ユーロ(3600円)でした。雪のせいか「80分遅れ」の表示にビビりましたが結局、10分ほどの遅れで出発。乗りテツとしてはマイナス15度にもめげず、ホームで写真…
独ドレスデン空港に午前零時着。空港からホテルまで、タクシーで20ユーロでした。泊まったホテルはHotel Artushof(アートゥスホーフ)です。チェックインが遅いので、カギは事前に伝えられた暗証番号を裏口で押し、開いた箱から受け取る仕組み。外国のこと…
7月28日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」ではボージョレの村を巡った話を書きました。フランス政府観光局のウェブサイトで見た「カンパイ・ツーリズム」にメールを出し、オリジナルプランを練ってもらいました。チーズとワインの作り手3ヵ所と…
「ユリの庭」いう意味のオーベルジュ「ラ・クール・デ・リス(La cour des Lys」で夕食です。白いパラソル、緑いっぱいの広い庭は、やさしい光を浴びて私たちに微笑みかけてくれているよう。黒服のギャルソンにエスコートされて席へ。少しドレスアップした淑…
また花より団子7人旅の話に戻ります。7月21日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」で書いたように、リヨン近郊の町メキシミュー(Meximieux)にあるオーベルジュ(宿泊施設付レストラン)「ラ・クール デ・リス(La cour des Lys)」へ。厨房でシェフ…
リヨン近郊マキシミューにあるシェフ・レイノーのチョコレート店で買ったブレス風ガレット(ガレット・ブレサンヌ)です。そう、ここは銘柄鶏で有名なブレス地方なのでした。鶏が有名だから?なのか、ブリオッシュ生地に薄くカスタードクリームが敷いてあっ…
リヨン空港から向かったのが、私は1月にも泊まった民宿(シャンブル・ドット)の「ラ・デパンダンス(La depandance)」です。6人はいきなり真っ暗な集落に連れて行かれ、拉致されたような感じだったかも。それでもウサギやロバの出迎えに、眠そうだった6人…
ミュンヘン→パリ→ディジョン→ジュラと1人旅でしたが、ホテルには1泊もしていないせいかずっと誰かと食事して、笑っていたような感じです。どこでも旅立つ朝にはグッときます。ジュラの民宿でもそう。ホームまで見送ってくれた宿の主人ジャン=フランソワと…
干草倉庫を17ヶ月かけて改築したジュラの民宿「ラ・バラット」2日目の夜、前菜はコンテ・チーズとトマトのタルト(tarte au Comte et a la tomate)でした。この塩味のタルトも絶品。またまたレジーヌにねだってレシピをもらいました。なにせ地元産チーズ、…
ジュラの山のふもとの民宿の2日目。常連のドミニクとクリスティーヌ夫妻が買った改築中の家を見に行ったり、湖めぐりに連れていってくれたり。すぐ近くに湖がたくさんあって、シーズン中は観光客でにぎわうそうです。訪ねたころはまだ静かで、水曜は半ドンの…
ジュラの民宿のマダム・レジーヌはコンテ風クネルの作り方も手書きしてくれました。リヨン風は魚のすり身で作りますが、レジーヌから習ったのはセモリナ粉の団子を作ってチキンのクリーム煮。クネルまで手作りしているとは・・・。たくさんのチーズ料理のレ…
フランス東部ジュラ山脈ふもとの民宿「ラ・バラット(バターを作る混ぜる機械の意味)」の食事は、すべて地元産。ジュラ産発泡酒にジュラのワイン、チーズはもちろん特産コンテ。頑張って地元づくしにしました、という感じではなく、すぐそばにあるから使っ…
7月14日更新のasahi.comコラム「論より、おやつ。」ではフランス中東部フランシュ=コンテ地方ジュラ県にある民宿「La Baratte(ラ・バラット)」に泊まった話を書きました。クルミ油を作る夫婦が営んでいます。1泊2食付で1部屋64ユーロ(11000円)。2人で泊ま…
ブルゴーニュ地方ディジョンからさらに東へ。フランシュ=コンテ地方のロン・ル・ソーニエ(Lons-le-Saunier)へ。鉄道とバスで1時間半、フランス国歌ラ・マルセイエーズを作詞したリールの故郷に着きました。日本のガイド本には一行も載っていない街ですが…
ブルゴーニュの食の街ディジョン名物といえば、マスタードにリキュールのクレームドカシスに焼き菓子パンデピス。旅の途中、買うにはどれも重たいなぁ。マスタードの老舗マイユ本店に立ち寄りました。「ディジョンの店オリジナルのマスタード、あります?」…
ディジョンのパン店で見かけたチーズ味のシュー・グジェールも大きかったですがサブレもで。直径20センチぐらいはあってメガ・サブレという感じ。昔ながらのパン屋兼菓子店ではパルミエ(源氏パイ)やメレンゲも思い切り大きいですが、パリではあまり見かけ…
ディジョンといえば、確かMOF(フランス最高職人)のチョコレート職人がいたよなぁ・・でも名前が思い出せず。観光案内所で聞くと「あぁ」と即答。石畳のブール通りにあるファブリス・ジロット(Fabrice Gillotte)の店を訪ねることができました。伊勢丹…
パリ・リヨン駅からブルゴーニュ地方の中心都市ディジョンへ。TGV(高速鉄道)で1時間40分・・・のはずが機械系統のトラブルで30分遅れるとの車内放送が。朝の時間帯、日本ならため息をついたり携帯をかけたり、キキーとうなったりしそうですが・・…